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こうなるjournalについて

団体について

私たちは、南川流域の情報発信をする「ii川」を発行している団体です。

福井県立大学の先生、

自然あそびを提供するNPO法人のリーダーや、

海のスノーケルリーダー、

海ゴミをアップサイクルする団体のメンバーなど

多彩な才能を持ったチームで編成されています。

多くのメンバーは南川流域で暮らしています。

常日頃から、川の色が季節ごとに変化していくのを眺め

彩の豊かさを愛し、大切にしています。

事業目的

  • 関心を持って南川流域一帯の自然環境を見守る人を増やすこと。
  • 自然の神秘に触れ、暮らしのあり方を考えるきっかけをもたらすこと。
  • 人が自然とのつながりを取り戻すこと。
  • 観光資源として、若狭の自然の神秘性をアピールすること=より多くの方に若狭自然の価値を認めてもらうこと

若狭には、空、山、川、海が景色の中に全て揃い、手付かずの自然とまではいかなくても、昔あった自然の形に近い状態でまだ息吹いています。

蘇洞門に代表されるような地形の珍しさはさることながら、少し山の中へ踏み入ると、自然本来の原始的な景色が広がる場所が数多くあります。

しかし、これだけ神秘的な場所が近くにありながら、若狭に住む人はその価値に気付いていない人が多いような気がします。

昔は水と人の営みが一体化しており、海や川を美しく保ち、自然を敬うことの大切さを誰もが認識して暮らしていましたが、現在は便利になったぶん、水辺に住んでいても海や川に行かず、自然の変化に無関心な人が増えてしまったように思います。

どうやら自然に無関心であるのは、それだけ心に余裕がないとも言えそうです。逆にいえば、自分を大切にすることと、自然を大切にすることは同じような意味合いを持ち、人が自然とのつながりを意識できれば、心の状態とともに自然も良くなり、社会はもっとやさしく変化してくのかもしれません。

また、少し前までいた魚種が減り、流域に生息していたトンボが見られなくなっても気付いていないなど、微妙な変化は流域に住む人だけでなく、いろんな角度でたくさんの見守る目があるからこそ気づけるのだと思いました。

だから、私たちは自分たちが住む「南川流域」という山、川、里、海をつなぐ地域に住む人にフォーカスし、南川の情報を発信しています。

より多くの人と南川流域がつながることで、小さな変化に気づき、自然を守りたいと行動する人が増え、未来の担い手へよきバトンを渡せるようにと願っています。